日産セレナは結構たいへん?
今回の車両は日産のファミリーカーの定番車種!
C25 セレナのカムカバーパッキン交換です。
距離が進むとどうしても起こるカムカバーからのオイル漏れやオイル漏れ!
タペットカバーとかカムカバーとか言い方は色々ですが今回はカムカバーパッキンでいきます。
普通多いのは、ボンネットを開けると比較的余計なものがなくカムカバーが見えるパターンが多いのですが今回は、ほぼ見えません。
まずはカムカバーの上に樹脂製のエンジンカバーがあります。
その隙間からもほとんど見えません。
なぜかというと!!!
樹脂でできたインマニがカムカバーの上をまたいでいるからです。
作業開始
それでは、時間がかかることはわかったので作業を開始します。
まずは先程見えていた樹脂製のエンジンカバーを10mmのボルト2本を外してサクサク外して
問題のインマニが出てきました。
正面から見て、右側にあるエアークリーナーのダクトなどを外していきます。
スロットルボディーとエアークリーナーボックスの間のパイプも外します。
※ラヂエーターアッパーホースも外しちゃった方が後々楽かと思います。
スロットルボディーのパイプが外れると、4本の長いボルトがインマニに刺さっているので4本外します。
それで、スロットルボディーは外れますが水のパイプが繋がっているので横によけておきます。
スロットルボディを外すと、インマニに更に1本ボルトが刺さっていますので外します。
結構忘れやすいので注意です。
インマニのスロットル側の後ろ側にEGR用のパイプがボルト2本でつながっているので外します。
バルクヘッド側から見た感じ
結構スラッジが!!!
運転席側にパイプも刺さっているのですが、インマニが動くようになってからのほうが外しやすいので後にします。
ラヂエーター側はエンジンのヘッド部分にインマニがとまっているので見落とさずに
外していきます。
インマニ後ろ付近はこんな感じでOKです。
インマニを外してバルクヘッド側から見ると、結構オイルにじみがブロックに流れていました。
インマニが外れると、ここからは通常のカムカバーパッキン交換と同じでイグニッションコイルを外してカムカバーのボルトを外して、カムカバーを外します。
カキカキのプラスティック状のパッキンを外して掃除をして新しいパッキンを装着したらカバー側はOKです。
ヘッド側は平らなタイプなのでオイル分を取り除いてOKです。
特に液体ガスケットを塗布する場所もありませんのでそのまま、かぶせて完成です。
ここまで開けるので、ついででプラグも準備しておいてプラグ交換も同時に行うほうがいいと思います。
結構あちこちスラッジが付着している部分は届く範囲できれいにして組み付けていきました。
インマニとスロットルボディの間にもパッキンが付いているので、準備を忘れずに!!
まとめ
今回のセレナはカムカバーパッキン交換としては結構面倒なパターンの部類に入ります。
縦置きエンジンのNA(自然吸気)エンジンなどはインマニやスロットルを外すことは比較的あるんですが横置きエンジンでインマニやスロットルボディーを外すのはあまりないような気がします。
時間はそこそこかかりますが難しい場所や手の入りにくい場所はないのでよくボルトの場所を確認しながら作業すればそれほど難しくはありません。
ただ、時間で計算する工賃は通常の簡単なタイプのものに比べると高くはなるとは思いますが。
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