Windows 10がクラウド対応って
前々からマイクロソフトからアナウンスはされていましたが、まずは法人向けとして仮想デスクトップサービスの『 Windows365』として月額定額サービスとして開始されました。
仮想デスクトップとは
今回マイクロソフトが打ち出した 仮想デスクトップ という環境での提供ですが
最近のPCではGoogle が扱うGoogle Chrome Book などが仮想デスクトップに近いかもしれませんが
今回の仮想デスクトップは少し違いがあって、マイクロソフトが提供するこちら側のPCスペックはあくまでHTML5が動くWEBベースの仮想デスクトップのようです。
そのため、マイクロソフトとの契約時にCPUやメモリ量・保存容量などを決める感じになっていました。
実際にはPCでなくても、WEBサービスでHTML5が動かせる環境であれば、その端末内でWindows OSが動くということになります。
サブスクリプションの金額は
先程書いたようにマイクロソフト側が用意しているスペックが結構低スペックから・ハイスペックまで準備してあるらしく、下記のような金額になっています。(表記は全てではなく一部抜粋です)
最低スペックが1 vCPU/2GBメモリ/64GBストレージで月額2,720円(すべて1ユーザーあたりの税別料金、Windowsハイブリッド特典適用時2 vCPU/4GBメモリ/128GBストレージのBasicで月額4,120円、2 vCPU/8GBメモリ/128GBストレージのStandardで月額5,570円、4 vCPU/16GBメモリ/128GBストレージのPremiumで8,970円など
更に上位版もそれなりの金額でありますが・・・
Apple 製品をも取り込もうとするマイクロソフト
先程書いたように、PC依存の部分がかなり少ないのでパソコンと言われる端末以外でも
iPadやMac Book Air やChrome book等など色々な端末からWindows OSの操作が可能になるということです。
ここ最近では小学校や中学校でのChrome Book の利用が多くなっていたりするので、シェア争いの中で、今後のかなり厳しい状態を見越しての仮想デスクトップなのかは推測でしかありませんが。
実際に実用に耐ええるのか
実際に試用版をiPadにダウンロードしてアプリのダウンロードや操作性の検証をしてみようかと思っていたのですが、試用版の提供がまさかの1日で一時停止になってしまったので、ダウンロードが可能になったら、また試してみたいと思います。
そんなわけで、実際にどこまでのソフト関係が対応できるのか、どのような挙動を示すのかを検証することが全く出来ないままの報告になってしまいました。
まとめ
今回は法人のみの 購入可能になっておりますが、実際にはサブスクリプションの金額=年額などを考えると、実際はどんな方を対象に作られているのかが不思議な部分ではあります。
普通の個人の方で通常ウィンドウズを使用して文書や表計算・音楽の作成やグラフィックや動画編集などがお多いと思いますが、パソコンを購入して更に月額でOS代を払うのはあまり現実的ではないような気がします。個人版の金額は今の所発表にはなっていませんが、あくまでパッケージ版を個人向けとしてクラウド版は企業法人向けとして出していこうって感じなのかはわからない所ではありますが。
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