仕様変更の経緯
今回24V 仕様に変更になった経緯ですが、昨年末にソーラーパネルの増設を図りました。
たまたま、いつもソーラーパネルを購入しているソーラーオフさんから特価セールのメールが届いたのをきっかけに、以前購入したJAソーラー 300w が以前より安くなっていた事と同型の商品だったというのも決め手でついつい購入してしまいました。
ソーラーパネル2枚乗せは特に問題はありません12v 300wのJA ソーラーパネル 1枚の時より多少曇っていたりしても入力電流が多いので充電時間は少し早くはなっていましたので、ある程度満足はしていましたが
現状使用しているMPPT が 12v で使用する場合のMAX PV INPUT が 390w なのでソーラーパネルをいっぱい乗せても ソーラーインプットが390wまでしか入力できないのでもったいないと思っていました。
今使用している MPPT は24vで使用すれば最大 780w まで可能になるので、せっかくリン酸鉄リチウムイオンバッテリーも8個あるので 24v用インバーターと lifepo4 用のBMS を用意すれば 600wのソーラーパネルを利用した理想のシステムで発電した電力を無駄なく利用できる環境になるので、電力を一番使用する冬のうちにシステムを変更しようと思いました。
システム変更に必要なもの
12vから24vにシステム変更しようとした時に、私の場合必要になった物は
まずは 24vインバーター で今ままでは12v仕様だったので2000wの商品でしたが今回はさらに、ファンの稼働時間を少なくして室内の音を消音にしたいと思って 2500w インバーターに変更しました。
続いては、リン酸鉄リチウムイオン電池には必ず必要になるバッテリーマネジメントシステム(BMS)ですが、こちらも使用容量に応じてアンペアが選べるようになっています。
今までの12v仕様の時は、バッテリーのセル数が 4セル でアンペアが 200Aの商品を使用していました。今回は24v になるのでアンペアが半分になるので 24v 8s 100A (24v仕様・8セル・100A)の仕様にしてみました。
どちらの商品も、以前1年使用して特に問題がなかったので同じメーカーの商品にしました。
インバーターは アリエクスプレスで約25000円程度で購入で BMS はDALY スマートBMS で24v 8s 100A を約9500円程度で購入しました。
バッテリーは今まで使用していた3.25v 200Aのlifepo4 バッテリーを8個使用
MPPT トレーサーは EPEVER製 30A 12v/24v 以前から使用品
ケーブル系は12vに使用していた 60sq (エアコン使用時1300w想定)今回は細くても平気なのですが、そのまま使用
設置
バッテリーのレイアウトを少し変えて24v仕様に変更して、DALY スマートBMSを設置しインバーターを12vから24vに変更して、今までのRenogy のバッテリーモニターに接続して配線関係は完了です。
その後、トレーサーの電圧変更をしないといけませんのでトレーサーの設定から24vに変更して、スマートBMSのブルーツゥースのユニットに付いている小さなボタンを押すとアクティベート完了になるのでこれで、ブルーツゥースでスマートフォンからバッテリーの状態が見れるのと、設定が可能なのでそこまでやった完了になります。
変更後の状態
12vから24vに変更してまず違いが、やはりPV(ソーラー)から入力がしっかり日中だと500w以上の入力が確認できました。そのおかげで、あっという間にバッテリーが理想の充電電圧まで上がってきます。とにかく早く満タンになりました。
DC/ACインバーターもかなり理想通りでエアコンの暖房をかけていてもほとんどファンの動作はなくかなり静かになりました。
まとめ
監視カメラなどはUSB タイプなのでトレーサーからの 電源供給でシガーソケットとシガーアダプターを使用して入力が12vでも24vでも出力は可能なものを使用していたので、そのまま使用できるので、一番嬉しかったのは充電の速さと静かさが手に入った事ですね。
インバーターは使用電力よりも、少し高くはなりますが少し容量の大き物を選んだ方が後々幸せになると思います。
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