走り出すと室内が後ろの方からの轟音で凄いことに!
ムーブL175S あたりの車種ですと、約10年近くもしくは10年超え10万キロ超えなどの車両が多くなってきて色々な部分が傷んできている場合が多くなってきました。
そんな中、結構な割合で多いのが走り出すとリア側からの『 ゴー ゴー』と言った感じの音が車内に響くといった事があります。
その音の原因がリアのハブベアリングの経年劣化である場合が多いです。
昔の車は比較的、ベアリングだけ油圧プレスで抜いて新しいベアリングを油圧プレスで圧入する事でベアリング交換が出来ましたが(そのほうが部品代が安く上がる)ここ最近の車両のリアまわりはセンサーも一体でベアリングASSY(一体成型)になっている物と交換するだけという作業時間はかなり短時間で済みますが部品代が少し高めになっています。
現状の状態と交換
それでは、早速ベアリングの状態を確認して間違いがないか確認をしてから部品の発注をします。
ホイールを空回しするだけでも、おおよそ振動なりが手には感じると思いますが
ホイールを外してドラムを外すと確実性が上がるので、この写真の状態で確認することをオススメします。
これが発注した、新品のリアハブベアリングアッセンブリーになります。
では早速バラしに取り掛かりますが、新しいハブベアリングを見ても解るように取り付けは4本のボルトでとまっているだけです。
この左上の部分がちょうど、ブレーキの調整ラッチ部分にかぶっているので、うまくズラしながら抜けると思います。(少し面倒ですが)正式にはもちろんブレーキをバラさなくてはいけないですが。
4本のボルトが取れれば引き抜くだけでハブバアリングアッシーが外れますが奥にカプラーが付いているので忘れずに外します。
配線自体は上の写真のように結構余裕があるので簡単に外せます。
あとは新品のハブベアリングを装着して完成です。
まとめ
動画のようにハブベアリングを回すと『カクカク・ガタガタ』といったような症状になってくると、誰が乗ってても室内には『ゴーゴー』といったような音が入ってきてとても長い時間乗るにはストレスが溜まってくるのと、もちろん安全性に関しても早急な交換を要す部分ですので気になったら早めに交換をオススメします。
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