ダイハツ・COPEN K880 リア周りからの音が気になる
ダイハツのコペンK880型は軽自動車で唯一、電動ハードトップが付いた珍しい車種で
その独特の丸みのあるデザインで車好きの男性から女性まで人気の車種になっています。
現行のコペンになって少しカクカクした印象にフルモデルチェンジしたモデルより人気があるようなので中古市場では、まだまだ価格が高いです。
本題のリア側からの異音
いよいよ、本題なのですが走り出すとアクセルを入れていてもニュートラルで流していても
後ろの方から「ゴーゴー」といった感じの音が室内に入ってきます。
まず考えられるのが、リアのハブベアリングでしょうか
リフトやジャッキでリア側を上げてタイヤの付いた状態で手で回してみます。
「やっぱり!」て感じで手にもゴロゴロ感が伝わってくるが確認できました。
という事で、早速左右の後輪のハブベアリングを注文しました。
リアハブベアリング ✕2&カラーも一緒に注文
この車両の場合は、インナーのベアリングとアウターベアリング、その間にあるベアリングカラーが部品としてあります。
必ず割りピンも再使用せずに注文しましょう。
ハブベアリング交換作業
手順としては、タイヤを外したらまずは割りピンを外します。
センターのナットを緩めます。
ナットとワッシャーを外します。
ドラムを外します
ベアリングはドラム側に付いているのでそれほど難しくなく作業できると思います。
少し厚めの木の板かゴムの板状の物があればホイールナットが装着されるハブボルトが傷まなくていいと思います、その他にインナー側のベアリングを叩く時に少し浮かしたいので木片かなにかあるとベストです。
それでは実際の作業を写真を交えながら
ドラムを車両から外したところからになります。
このようにインナー側から中をのぞいた写真でわかるように、インナーベアリング⇢カラー⇢アウターベアリング といった感じで並んでいるのがわかります。
この状態で、カラーをずらしながら少し長い鉄の棒などをハンマーで叩いていくと外れてきます。
片側が外れれば、反対側はカラーを外してから叩けば外す作業は終了です。
新しいカラーはよく見ると、真っ直ぐな円すいではなくて少し異型になっています。
細い方がアウター側を向くように取り付けるのを忘れずに・・・
今度はベアリングの向きに注意しながら叩いてハメていくのですが、ベアリングを直接叩かないように何か当てを当てて叩くようにしましょう。
間に入れるベアリングカラーを忘れずに入れましょう。
あとはドラムを元の位置にハメてセンターを規定トルクで締め込めば終了です。
コペンの異音の修理のまとめ
こんな感じでコペンのリアからの異音の修理ということで、ハブベアリングの交換をして見ましたが、比較的安価に、作業自体も簡単にできるので整備工場やディーラーなどでもそんなに高額な請求をされることもない作業ではないでしょうか。
後ろ側からの異音ももちろんシッカリ消えてまだまだ走れるクルマになりました、
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