
moumou
前回はブレーキフルードを交換する為の前準備として
ブレーキ系の整備モードの入れ方を解説しました

今回はその続きでいよいよ、ブレーキオイルを交換できるんですね

moumou
トヨタ系のハイブリッドはアキュームレーターという装置が付いていて、この装置が油圧を貯めたり、各ブレーキシリンダーに圧力を送ったりと言う仕事を電気を使ってしてくれるんだけど、そこが問題なんだ

普通の車はついてないんですね?

moumou
そうなんだ。
通常はブレーキペダルを踏み込むと直接マスターシリンダーと言う装置を作動さてるんだけど、マスターシリンダーの中にピストンが入っていて各ブレーキキャリパーに圧力を送るようになってるんだ

その、アキュームレーターが付いているとやり方が違うんですね?

moumou
そうなんだ!
なにはともあれ、じゃあ、そろそろ始めますか
- 30プリウス ブレーキフルード交換 Part2
- まずフロント右前のブリーダーを緩めるペダルをゆっくり踏む〜離すをフルードがキレイになるまで10回くらい繰り返す
- フルードが綺麗になったら、ペダルを踏み込んだ状態でブリーダープラグを締める
- 左前に移動し、右前と同じように作業する
- 右後ろのブレーキのブリーダープラグを緩めます
- ブレーキペダルを踏みっぱなしにする
- 何度かやって、フルードが綺麗になったら、ペダルを踏み込んだ状態でブリーダーを締める
- 左側も同様に作業して交換自体は終了です
- リザーバーのMIN と MAXの間に調整用のラインがあるのでそこに合わせる
- キーオンの状態にしてブレーキペダルを数回踏み込みます
- もう一度リザーバータンクを確認して調整ラインに調整して終了です。
- 関連
30プリウス ブレーキフルード交換 Part2
まずは前回の記事の中の(ブレーキ制御禁止モード)にします。
ブレーキのリザーバータンクの量を確認して、少なければMAXまでいれる。
サイドブレーキも忘れずに
※ブリーダープラグにパイプを繋ぐ等の作業は省略いたします。
まずフロント右前のブリーダーを緩めるペダルをゆっくり踏む〜離すをフルードがキレイになるまで10回くらい繰り返す

フルードが綺麗になったら、ペダルを踏み込んだ状態でブリーダープラグを締める

左前に移動し、右前と同じように作業する
右後ろのブレーキのブリーダープラグを緩めます

ブレーキペダルを踏みっぱなしにする
アキュームレーターのモーターが動く音がしてフルードが出てきます。
モーターの連続稼働時間は100秒以内を目安にしてください。

何度かやって、フルードが綺麗になったら、ペダルを踏み込んだ状態でブリーダーを締める

左側も同様に作業して交換自体は終了です
リザーバーのMIN と MAXの間に調整用のラインがあるのでそこに合わせる

キーオンの状態にしてブレーキペダルを数回踏み込みます
もう一度リザーバータンクを確認して調整ラインに調整して終了です。
いかがだったでしょうか?
作業後、エラーが入ってしまうとディーラーもしくは整備工場さんでエラーを消してもらわないといけませんので、注意して作業してください。
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